マーケターのように生きろ

読書

井上大輔 著

図書館で予約していた本をこのタイミングで読めたのは
転職活動中の私にとって運命としか思えません。
必要な情報が詰まった本でした。

なぜアピールが必要なのか?

アピールする人を苦手としてました。
「なーんで、そんなに主張するんだろう?仕事なんだからやって当たり前じゃん」
と癇に障ってました。
それは仕事をコツコツしていれば、いつか他人が評価してくれると
思い込んでいたからです。
全く違う!
間違ってるんですよね、この考え。

例えば、新規プロジェクトを社内で立ち上げます、となった場合。
キキさんはそのプロジェクトをやりたい!と思います。
しかし、プロジェクトのリーダーがキキさんの存在・実績を知らなければ
キキさんに声がかかることはないのです。
キキさんが「やりたい!」と思った時には、新規プロジェクトの
メンバーは確定しており、後の祭りって事もあり得ます。
これって、チャンスを与えられることもないって事ですよね。

他人に自分の存在と実績を覚えてもらわない事には、
検討のテーブルに乗らないのです。
アピールは「相手の役に立つために不可欠な行為」になります。

この学びは、今後の職場での振舞い、転職活動する上で
意識の変化をもたらしました。

黙って仕事してれば、評価される時代ではないって事です。

何をアピールするのか?

どれだけ組織に貢献したのか?
実績を数値化したものでアピール。
定期的(私的にはQuoterに1度くらいの頻度が良さそう、と思います)に実績を
数値化しておくのがいいと思います。

「誰に」「どう貢献したか」、一貫性を持った行動。
自分は信念・主体性を持って行動している事をアピール。
常に貢献を意識しながら仕事をすると、仕事の機会が増え
配られるカードのバリエーションが増える、と言います。
組織への貢献が大きい人にしか、とびきりの仕事の機会は与えられない。

自分中心に物事を考えるのではなく、他人の役に立つことをしよう!
この積み重ねが、大きな実績につながっていきます。
小さな実績でもアピールは忘れてはなりません!

どうアピールする?

  1. 繰り返し伝える。
    1回伝えただけで覚えてもらおう、と言うのは甘いです。
    自分の実績、やりたいことを何度も伝え、覚えてもらいましょう。
    普段からアピールしておいて、何かの時に思い出してもらえる
    存在になりましょう。

  2. 仕事の実力を一目でわかるように。
    実績を数値化し、行動を箇条書きにまとめておくといいと思います。
    その行動をした際の工夫したポイントなども書いておくとよろしいかと。

  3. 好きになってもらう
    印象は大切です!
    最低限のマナーは守りましょう。
    挨拶、礼儀、笑顔は忘れずに。

まとめ

アピールするのは苦手で、、、。
この本を読んだら、そんな甘っちょろいこと言っている場合ではない!
アピールは重要なビジネススキルの一つだと思いました。

過剰な主張は人に嫌悪感を与えますが、人のために何かしたい
という貢献を意識したアピールは、救世主になると思いました。
アピール!どんどんしていきましょう!!

気になる一言はこちら。

「誰かの役に立てる自分だけの領域」は必ずある

マーケターのように生きろ

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