イ・ミンギュ 著
表紙の絵からは想像できない、骨太の内容です。
Mっ気のある私は、どS気質の本は大好きなのですが
かなりのSっ気があります。笑
内容もかなり攻めていて、日本の自己啓発本にありがちな
「強く願えば夢は叶う」を真っ向から否定するところから始まります。
西洋の自己啓発本の構造に非常に似てて、科学的根拠を交えながら説明しているので
説得感があります。
なぜ後回しにしてしまうのか?
最近ですと、仕事でフィーリングの合わない方に電話しないといけない
タスクがあったのですが、優先順位は”高”しかも重要なのにも関わらず、
実行したのは雑務が終わった後。
なんだかんだで夕方対応したのでした。。。
優先順位は高く重要な仕事なのにも関わらず、後回しにしてしまう。
これはどうしてなのでしょう?
これらの答えと解決方法を教えてくれるのが本書です。
読者の質問に答える形で回答していきます。
先の私の問題に対しての回答はこちら。
「人間は本当に重要だけれどもやりたくない仕事(頭を使わなくてはならない仕事)が
あるとき、単純な仕事(頭を使わないくてもいい仕事)をすることで、
ストレスから逃げようとする傾向がある」
納得感ありますよね。
後は、今年に入ってやろうと思ていた、投資信託の積立。
口座はあるので、つみたてNISAをやるだけなのに
こちらも後回しにしてます。
私なりに納得した回答はこちら。
今の状況が耐えられないほど苦痛でない(ぬるま湯に浸かっている状態ですね。。。)
「なぜ、やらなくてはならないのか」切実な理由がない。
本を読みながら自己分析するに、この辺が思い当たりました。
なんとかなっている現実。
明確な目標がないから、なかなか手が付けられずにいたのが実情なのです。
この本、年始に読んでよかったなー。
今ならまだ間に合う!
では何をすればいいのでしょうか?
成果とは「力量×実行力」であることを念頭に置いておくことが必要です。
では、実行力とは?
決心→実行→維持
この3ステップなのです。
なので、まずは決心=目標を明確化する→実行=プロセスを視覚化→維持=継続
これらを実行に移していきましょう。
この3ステップの中で、一番ハードルが高いのが「実行」だと思うのですが
これは、とにかく何でもいいから目標に1歩でも近づくことをする、と言ってます。
私の投資の話で言うと、「ご自身の投資口座にログインしましょうよ」って
レベルでいいみたいです。
これさえできてしまえば、目標の半分は達成したとも言えると著者は言ってます。
そして、とにかく1日も早く始める!
やりたいことを後回しにしていても、いい事ないです。
むしろ、「はあ、今日もやれてないよ」っていう自己否定が積み重なるので
マイナスの影響が大きいと思います。
私の投資にしても、このままズルズル2月に入っていて
何もしなかったら、1月分の投資はプラスにもマイナスにもならないのです。
プラスにならないリスクの方が大きいとみてます。
このブログ書いてて、明日のAMには口座チェックしようと心に誓いました。
どうやって実行する?
<逆算スケジューリングの3つのステップ>
「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法
●ステップ1:まず、達成したい目標と最終的な期限をはっきり決める。
●ステップ2:目標を達成するプロセスにおける小目標と期限を定める。
●ステップ3:目標に関係する最初の仕事を選んで、ただちに実践に移す。
私はこちらを採用したいと思います。
目標は大きく持って、小さな単位で成功体験を積み重ねていく。
これしかないですね!
こちらの本でグッときた一言は、こちら。
No Action, No Change!
「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法

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