日常生活で一息つきたいとき読みたい本「わたしの台所」/沢村 貞子

読書

転職したらかなりストレスフルな
生活に一転しました。

拘束時間が長い。
(今流行りの効率化とは程遠い。
フローがないから毎回カスタマイズ対応)

役割分担がない。
(立場の弱いものが責められる。
役割分担を提案したが却下)

社内フローがない。
(毎回、その場しのぎで対応。
フロー作成を提案したが却下)

半年間、フルで頑張ってきたけど
アラフォーで今更、納得出来ない環境に慣れるのもなぁ
と、思い退職しました。
(愚痴が多くなり、失礼しました)

悶々とした半年間の中で、精神安定剤的な
役割を担っていたのが「わたしの台所」です。

こんな人にお勧め

歳のせいでしょうか?
最近、「くらしの手帖」を読むようになりました。
「わたしの台所」は「くらしの手帖」の
世界観に似ています。

こちらの書籍は下記の方にお勧めです。

  • お料理、家事大好き。
    お家でのんびり過ごすのが好き。
  • 最近、疲れている(精神的にも肉体的にも)。
    家のことが何もできていない。
    思考停止状態。
  • 女優さんの日常ってどんなものかしら?
    のぞいてみたい。

著者の沢村貞子さんは、生前女優・エッセイストだった方です。
文章の雰囲気はたおやかで、時に茶目っ気があって
穏やかな印象なのですが、女優としてはかなり尖った
人だったのでしょうか??
Wikiを見たら、波乱万丈な人生がうかがえます。

何事もタイミングが大事である

私は結構”間”の悪い人間なんです。
なんで今、そこでそれ言うかな?って時に
発言しちゃったりするんですよね、、、。
(反省)
タイミングっていうのは食べ物にもあるわけで。
下記の一文にハッとさせられました。

(素人料理には空腹も大切な味付けの一つである……これは内緒)つまり、美味しいものを食べるためには、すべて、ころあいこそが大事、というわけではないだろうか

わたしの台所

料理って素材がいい、見た目がいい、匂いがいい、
様々な要素が上手くまとまったときに、美味しいと
感じるものだと思ってましたが。。。

イヤイヤ、料理そのものもそうだけどさ
食べる人の調子も影響してくるよ、って事なんですよね。

むしろ、食べる人の状態に料理の美味しさは
委ねられているんじゃないのか?
とも言えます。

このような日常生活からの気づきが”学び”にもなるのです。
あれ、これって、、、。
森羅万象が学びになると言っていた
「ビジネス書を捨てよ、街へ出よう ~プロ営業師の仕事術~」。
意外な共通点が!!

仕事はユーモアで乗り越えよ!「ビジネス書を捨てよ、街へ出よう ~プロ営業師の仕事術~」
高山 洋平 著思いっきり笑いたい時のビジネス書はこちら。ビジネス書のようでいて、ビジネス書でない??仕事で病んでるときに読むと、見えない何かに打ち勝つ勇気をもらえる本です!仕事してると、あんな事やこんな事あ...

評価

面白度   ★★★★☆
共感度   ★★★☆☆
おすすめ度 ★★★★★

面倒に感じる手仕事が、沢村貞子さんには
楽しい仕事だったりします。

その心は。
自分の生活は自分でコントロールしたいじゃない?
にあると思います。
仕事は自分でコントロールできるところって限られてますが
自分の身の回りのことって唯一誰にも邪魔されずに
好きないように出来るんですよね。

料理にしても、お掃除にしても、自分自身についても
自分が気持ちよくいられる状態を作れるのはあなた自身。

そんなヒントをいただけました。

この本を読んだ後、スーパーに行って野菜売り場をのぞいたら
旬の野菜が安くて(大根98円とか)、冬を感じました。
これだけのことでも幸せを感じられるって、
余裕があるってことなのかな?

「最近、コンビニ弁当しか食べてなくて、味に飽きてきたなー」
と思ったときに、お勧めです。

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アラフォー・共働きワーキングマザー(2児の母)。 趣味は読書と観劇。 本は小説、エッセイ、漫画、ビジネス書等、雑食系ブックラバー📚 歴史はちょっと苦手🤏 歴史初心者でもとっつきやすい本を教えてほしい😓 観劇はコロナにつき、お休み中。 コロナが落ち着いたら娘と観劇に行くことが夢。
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