覚悟と勇気がもらえる「ちょっと今から仕事やめてくる」/北川 恵海

読書

転職って気力・体力が必要です。
生活かかってますからね。
家族がいたらなおさら。

ちなみに、転職の際は下記の項目を同時並行に行っていくのが
リスクが最も少ないのではないかと思います。
通常業務に下記の1~3がプラスされるのです。

  1. 今の会社(現状)を抜け出す準備
    引継の準備など
  2. 新たな会社(環境)探し
    エージェントに登録→履歴書・職務経歴書登録→
    応募→面談(2~3回)→内定
  3. 新しい会社(環境)の準備
    次の職場に向けての精神的(スキル的にも多少)準備

結構大変です。
「2」も1社で決まるわけではないですし。

転職するのであれば、ある程度体も心も余力のあるうちに
手を打った方がよいと思います。
(メンタルが底辺まで行ってしまうと、
動く気力がなくなる)

下記の記事もご参考ください。

心が疲れたら読んでほしい「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」/デラさん
「やっばい。ウツっぽいな」そう思うことはありませんか?私は半年に1回くらいの頻度であります。こうなるのは大抵、何かをがむしゃらに頑張った後。半年って、短期で頑張るのにちょうどいい期間なんですよね。下記動画もご参考く...

こんな人にお勧め

こちらの書籍は映画化されていたんですね!

こんな方にお勧めです。

  • 今の会社、ホント辛い(理由はそれぞれ)。
    辞めたいのに辞める勇気がない。
  • 自分、ひょっとしてブラック企業に勤めてるんじゃないか?
    心が疲弊しているあなた。(辞めるとか判断できる精神的余裕もない)
  • 映画をご覧になった方。
    原作もご一緒に。

要は覚悟できるかどうか、である。

会社を辞める時って、「今の辛い状況から抜け出せる」っていう
安心感よりも、「次、大丈夫かな?」の目に見えない未来の不安の方が
大きくないですか?

現状の安定(どんなにブラックでも給料はもらえる)と
未来に対する不安。
どちらのリスクを取るかだと思うのです。

会社を辞めるって、勇気と覚悟が必要なんです。
あと勢い。
(少なくとも私は)

跳び箱飛ぶときって、一旦力を溜めて飛びますよね。
力を溜めるから、高い跳び箱でも飛べるわけですが
それだけでは足りなくて。
跳び箱を飛び切ろうとする勇気と覚悟も必要です。

私は転職するのに背中を押してほしくて、この本を手に取りました。
タイトルからオチは想像できるので、何かしら
自分の求めているものがあるだろう、と期待を込めて読みました。

大丈夫よ。 人生なんてね、生きてさえいれば、案外なんとでもなるもんよ。

ちょっと今から仕事やめてくる

上記引用は「会社辞めたらどう思う?」と、聞いた主人公に、
母親が言った言葉です。

欲しかった言葉はこれだよ。。。

評価

面白度   ★★★★☆
共感度   ★★★★☆
おすすめ度 ★★★★☆

現状から脱却したいときに後押ししてくれる本です。
一歩踏み出せない時に読むと
勇気がもらえます。

青山を自分と見立てて、俯瞰することもできます。
こんな状況でも、会社に居続ける意味があるのか?
自分は居続けたいのか?
自分の心の声を聴くきっかけになるのではないでしょうか?

「会社辞めたくて仕方ない!」で踏み止まっているあなたへ。

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アラフォー・共働きワーキングマザー(2児の母)。 趣味は読書と観劇。 本は小説、エッセイ、漫画、ビジネス書等、雑食系ブックラバー📚 歴史はちょっと苦手🤏 歴史初心者でもとっつきやすい本を教えてほしい😓 観劇はコロナにつき、お休み中。 コロナが落ち着いたら娘と観劇に行くことが夢。
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