100%防ぐことはできないミス「やらかした時にどうするか」/ 畑村 洋太郎 著

読書

とにかく地雷の多い職場なのです。

混沌とした中で業務をする。

ぶっちゃけ、オペレーションでどうにかなるところは
そっちに任せようよ、、、(諦め)って感じなのですが
人間そう単純ではないようです。

そんな中で、ミスしたときに自分はどうしたらいいのか?

自分の行動を振り返る意味で、本書を読みました。

こんな人にお勧め

ミスしてから読むよりも、何かに取り組む前に読んで
意識して行動することをお勧めします。

  • 今まさに大失敗の火消しをしている方
    (第1章がおすすめ)
  • なーーーんか、ミスしちゃうんだよね、
    自分(てへっ)な方
    (第3章がおすすめ)
  • ミスする原理が知りたい
    (第3章、第4章がおすすめ)

失敗したときにするべきこと

ミスしたくてする人はいません。

ミスしたときはとにかく、回復に力を注ぎましょう!

失敗するとメンタル的に追い込まれることが
ほとんどではないでしょうか。
その時に、いち早くどん底状態から抜け出す
必要があります。
何よりも先にやることはコレです。

次に、自分はどんな時にミスしやすいのか?

これをあらかじめ知っておくことで、小さなミスは
防げると思います。

全部で5つ。

  1. 未知
    誰も知らなかったことで起こるミス
  2. 無知
    すでに解決策はあったにも関わらず、
    知らなかったことで起きるミス
  3. 不注意
    しっかり注意すれば起きなかったミス
  4. 手順の不遵守
    決められた手順を守らなかった故に起きたミス
  5. 誤判断
    間違えた判断を下した結果、起きたミス

ミスと一口に言っても、分解するとこれだけの種類があるのです。

小さな失敗は大きな失敗の予兆

やらかした時にどうするか

自分がミスした時に、どれをしてしまったのか。
行動を分析し解決策を考えておくことを日ごろからやっておくと
取り返しのつかないほど大きいミスは防ぐことができるでしょう。

評価

実用度 ★★★★★
理解度 ★★★★☆
納得度 ★★★★☆

第4章以降に紹介している「思いつきノート」は、
ネタ帳にもなります。
失敗から新しいアイデアを生むこともできるのです。

失敗するとメンタルを回復させるまでに
時間がかかりますよね。
これが一番辛い。

自分を守るためにも、ミスを防ぐ努力は
日ごろからしておきたいものです。

キキ のROOM - 欲しい! に出会える。
アラフォー・共働きワーキングマザー(2児の母)。 趣味は読書と観劇。 本は小説、エッセイ、漫画、ビジネス書等、雑食系ブックラバー📚 歴史はちょっと苦手🤏 歴史初心者でもとっつきやすい本を教えてほしい😓 観劇はコロナにつき、お休み中。 コロナが落ち着いたら娘と観劇に行くことが夢。
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